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晩秋の京都

晩秋の京都

十一月下旬は、京都がもっとも美しく、もっとも混雑する季節である。どこに泊まり、何を観て、どこで食べ、どう動くかを、簡潔にまとめた短いリスト。少なく、ゆっくり旅をしたい人のために。

どこに泊まるか

寺巡りなら東山。可能ならアマン京都。少なくとも二泊は俵屋か柊家のような伝統的な旅館で。

何を観るか

東福寺は日の出に。永観堂は夜に。瑠璃光院は、ある一日の午後に。週末の嵐山は避けること。

何を食べるか

懐石を二度。昼は南禅寺界隈の湯豆腐。旅館の朝食は、食事ではなく、技法そのものの講義である。

どう動くか

九時までは歩く。それ以降はタクシー。十一月下旬のバスは、ほぼ後悔の研究になる。

2026年5月29日 · 食